おまつりごっこの様子

　７月の中旬よりらいおん組さんが少しずつ準備してきた夏祭りを今日行いました。
今年も地域のお祭りの開催はほとんどない中でしたが、「前に行ったときはかき氷買ったね」「たこ焼きもおいしいから好き」とお話をしながらお祭りごっこで作る品物決めをしました。
保育雑誌の見本等を参考にしながら自分たちで、ほとんど作成しました。役割分担をしたり、黙々と作ったり…段々と品物が増えてくると「楽しみだね！」「みんな喜んでくれるといいね」と楽しみにしていたらいおん組さんです。

　法被に着替えて最初はちょっと緊張しながらも「いらっしゃいませ！おいしいよ」「こっちもあいてるよ～」と呼び込みをすると、小さいクラスの子どもたちも「これください」とチケットを渡しお買い物を楽しんでいました。小さい子に合わせてちょっとかがんで声をかける姿や、買った品物を袋に詰めてあげる姿に頼もしさを感じました。　「おいしそう！ありがとう」「これください」とキラキラした目でお店を回る姿もとても愛らしかったです。品物が入った袋を大切そうに持ち、足取り軽やかにお部屋に戻る子どもたちでした。　

　感染症の影響で園内でも異年齢児の交流の機会が減っていますが、こういった異年齢の関りを大切に保育をしていきたいです。

２７日２８日は、北山田小学校６年生との交流会があり、２日間で合計１９名の学生さんが園に来てくれました。昨年は中止、今年度は時間の短縮と一日の参加人数を限定して行いましたが、子どもたちにとって年の離れたお兄さんお姉さんとの交流は良い刺激となりました。

　出会いの会の後各クラスに分かれ室内での自由活動、クラス活動に参加してもらいました。朝の会では事前に選んでもらった絵本を読んでもらい、興味深々で見ていた子どもたちでした。最初はお互い緊張している様子が見られましたが、２時間が経つ頃にはリラックスして楽しむ様子に私たちもほっこりとした気持ちになりました。

「お兄ちゃんかっこよかったね」「絵本呼んでくれてうれしかった」「早く小学校行きたい」とお兄さんお姉さんや小学生になることへの憧れにもつながったのではと思います。素敵な交流の機会をありがとうございました。